KitsShino

KitsShino’s blog

日本語英語脳内スイッチ活性化を目指す

おだてりゃ木に登るのは豚だけなのか?

現在、息子は春休み中。学期末に貰った通知表で成績も上がり、学習態度に関しては、文句のつけようがない程の高評価!親の私達はもちろん、近所に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんにも沢山褒められて、のんびり好きな事をしながら、春休みを満喫中。ただ、お天気が悪い日は外でサッカーも出来ないので、どうしても、ビデオゲームやタブレットなどのスクリーンタイムがちょっと気になっている。

 

今日は、私が午後から出勤なのでゆっくりしていたら「マミィ、大好きだよ❤️、僕はマミィとダディの子供でラッキーだよ。」なんて甘い言葉にピンと来たので「XBoxやりたいんでしょ?でも、きっと今日は天気が悪くて、お友達ともスクリーンタイムをいっぱいしちゃうから、今はそれ以外の事をしようね。」と言ったら「僕、退屈で、退屈でしょうがない。」とあっさり白状。私は出勤前にあれこれやらなきゃならないし、そこで閃いた一言!「そう言えば、新聞で読んだけど、家のお手伝いする子は、しない子より通知表が良いらしいよ。(本当かよ?)」と呟くと、案の定、ガップリ喰いついて来た息子(笑)。「そうだ、僕はよくお手伝いやったから、通知表が良かったんだ。(いや、それだけじゃないと思うけど)」とテキパキ張り切って掃除機を出して来た。自分の部屋とちょっと凹凸があって、狭い割に面倒臭いバスルームの掃除機がけを鼻歌混じりに時間をかけて丁寧にやってくれたから、褒めて、褒めて褒めまくり、褒めるだけで、家事がサクサク片付くなら、惜しみなく褒める、これ大事!

 

物心ついてからは、ファンタジーよりもドキュメンタリーを好む息子なので、数字のデータやニュースなど信ぴょう性を持つ説得をするととても素直に受け入れる。そういう特徴を掴んでからは、大抵の食わず嫌いや好き嫌いも「サーモンに入ってるDHAという栄養が、脳みそをアップグレードするんだって!」とか「豆腐のタンパク質は筋肉の材料、体を強くするんだって!」なんて言うだけで解消されてしまう、言葉の力は侮れない。だったら、ポジティブな言葉をいっぱいかけてあげたい。

 

余談だが、先週末、スキー旅行へ行ってきた。息子にとっては2度目のスキー。先ず、ブーツをスキーに装着する時点で30分以上かかり、スロープを滑るのは、困難な状況。折角の機会だからと、全然乗り気じゃない息子を説得してスキーのレッスンを受させてみた。スキーを履いて歩けないと涙を浮かべていた息子が、その2時間で、リフトに乗って初心者コースをプルークボーゲン(snow plow)で降りてこられるほどに上達。夫と私は(親子スキーを夢見て)息子の上達を真剣に褒めたが、息子曰く「僕は、スキーが上手にならないよ、だってpassion(情熱)が無いから。」と冷たい返事。

 

何でもかんでも、おだてれば木に登る時期が過ぎ、今までかけてきたポジティブな言葉の力が、息子の成長にどんな影響を与えるのか?又、親の言う事を全部鵜呑みにしない自我の芽生えが、これから来るだろう反抗期と、どうリンクするのか?とても興味深い今日この頃。

 

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