KitsShino

KitsShino’s blog

日本語英語脳内スイッチ活性化を目指す

ミス・ユニバースの茶番劇に噛み付いてみる

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35130191.html

 

4日前から、ずっと気になっていたミス・アメリカ発言。アメリカ、オーストラリア、コロンビア代表がミス・ユニバース選考会中にインスタに「ミス・ベトナムは、英語をわかったフリはするけど、質問しても頷くだけ、ミス・カンボジアに至っては、全く言葉がわからなくて可愛そう、

キャピキャピ〜〜🇺🇸」な動画をアップして、世の中から「人種差別じゃね⁉️」って炎上して謝罪して、「本当はそんなつもり無かったのに〜😰」と言ったが時すでに遅し。そして、当事者のベトナム代表は、そんな彼女を優しく擁護、カンボジア代表に至っては「私は愛の言葉を理解する」とのこと。超優等生の完璧な答えは、出来過ぎている為、真実味に欠けるんじゃね‼️(私ってひねくれてる?)この炎上劇で注目を集めたベトナム代表&カンボジア代表、株を下げたアメリカ、オーストラリア、コロンビア代表。私がTVのプロデューサーだったら5人まとめて呼んで、「本音でトークショー」とかやったら視聴率稼げそうとか考えそう🤔。

 

1980年代、10代でアメリカへ留学した当時も、差別や嫌がらせはあった。目を指で釣り上げて、意味不明の、本人は日本語を模倣しているらしい意味不明な声を出しながら、ゼスチャーで面白おかしくお辞儀しながら上級生に追いかけられた時は、さすがにウザくて「いくら目を釣り上げて細くしても、アナタの醜くてでっかな鼻は隠せないのよ。」なんて毒を吐いたのも若気の至り(笑)。

 

トランプが大統領になってからのアメリカは、本来声を上げてはいけない人々(人種差別主義者、白人至上主義者、男尊女卑etc.)の声が大きくなって、調子に乗ってる感が否めない。ミス・アメリカの故郷のテキサスも、昔から共和党支持者が多く保守的なカラーで「アメリカ一番!」な人々が多く住んでいるので、今回の発言もテキサスの限られた地域や団体の中だと全く問題視されなかったかもしれない。

 

世の中で、こんな下らない炎上が繰り広げられている中、ミス・アメリカの故郷テキサスにボストンから向かったおじさんが2人いる。1人は弁護士、もう1人はエルサルバドル出身で、弁護士の通訳としてメキシコとの国境を越えてやって来る不法入国者達の亡命の法手続きを手伝いに向かい、草の根ボランティア活動をしている。弁護士事務所が旅費を負担、苦労して作成した申請書も殆どは却下されるけど、それでもやらずにはいられない。2人のおじさん達の家族も、その活動を誇りに思いながら、留守番をしている。FBで励ましの言葉をかけ続ける奥さんとその友達のコメントに感動。こういうお父さん、お母さんに愛情いっぱいに育てられたその人たちの娘達こそ、世界に誇れる「両親と美しい良心」を持つアメリカ人として代表になって欲しい。今は、遠くカナダから、おじさん達が元気に家族の元へ戻れるように、陰ながら祈ってます。